サンフレッチェ強い!C大阪に0-3で勝利!!

お互いに優勝争いに残るうえで絶対に落とせない一戦でしたが、勝ちましたね。素晴らしい!今のサンフレは負ける気がしません!

前半

前半はC大阪のペース。C大阪の選手は足元のレベルが高いですね。前半はCBからボランチを経由した一個飛ばしのパスがよく通っていました。特にGKのキム・ジンヒョンとCBのヨニッチがボールを持つことを怖がっていないのが強いですね。13:27 26:26 27:26前線のプレスがすかされC大阪の組み立てを止められません。

またビルドアップでも苦しめられます。C大阪は明確に野上、翔に狙いを定めてハメに来ていました。ボールをつなげずショートカウンタ―を受ける場面も多くありました。野上が今節は苦しみましたね。イエローを貰ったこともあり、ハメどころになっていたこともあり前半での交代は妥当だったと思います。

茶島の先制ゴール

そんなC大阪ペースで試合が進む中、25分に茶島のゴールで先制。チームが苦しい中とても大きいなゴールでした。この場面起点になったのは満田のボール奪取。倒れこみながらもプレーをやめることなく足を延ばしてマイボールにしたのが素晴らしマイボールになればすかさず起き上がって攻撃参加。満田は今日も本当によく走ってた!

後半

後半に入ってしばらくはバタつくものの、時間がたつにつれサンフレのペースになっていきます。

1.最終ラインがサイドに開かなくなり、野津田が最終ラインに降りて来なくなった

2.相手のサイドバックの裏を取る形でビルドアップの出口を見つけた

3.泰志と野津田がC大阪の楔のパスを止めれるポジションをとれた

この三点が大きな修正だったと思います。

①相手のプレスに押され、野津田が下りて4バックを形成。そこからさらに両サイドが幅を取る形が前半は見られました。しかしそれでは後ろ体重になりむしろ相手のプレスを勢いつかせます。後半は住吉も翔も少し内側に位置とることで全体が前に向けるようになりました。

②C大阪の両SBは柏・茶島の両WGHに対してどんどん前でつぶしに来ます。そこを逆手にとって、(特に左サイド)「柏が下りてボールを貰いに行く→右SBの松田をつり出す→司が流れてボールを受ける→CBがつり出される」この形でボールを進めることに成功します。前に来たプレスをはがせば後ろは手薄で、繰り返し背後を取られればそのたびに前線の選手は一気に走って帰らねばなりません。このダッシュが終盤に響いたようにも思いまう。C大阪は最後までこの問題を修正することができませんでした。

③前半苦しめられたC大阪の縦パスが入らなくなります。画面だと見難いのですがおそらく前半は「人」についていた野津田と泰志がパスコースを埋める「人と人の間」中間地点に位置取るようになったからだと思います。なんにせよ縦パスをボランチ二人が潰してくれたことにより後半のぺースを掴むことができました。

2点目、松本泰志の追加点

80分に追加点をあげます。素晴らしいカウンターでしたね。司のサイドチェンジから満田のシュート、こぼれ球を泰志が詰めて追加点!三試合連発弾おめでとう!前がかりになった相手に対して試合を決定つける追加点。この場面で注目したいのが茶島。司がボールを持っている間に逆サイドの大外を駆け上がってきて最後のおとりのランニング。茶島のランのおかげでDFが釣られて満田のシュートコースが開いた。足が速いわけじゃないのに、あの時間によく走った!ナイスラン!

3点目、ピエロスの来日初ゴール

相手が油断していたところを抜け目なく突いていきましたね。でもあれも偶然ではなくて、CKからのボールが頭の上を超えた瞬間、折り返しを予測して位置を取り直している。STとして期待が持てるのではないでしょうか?!そんで満田よ。ビレイラの折り返しが慣れたところに詰めてきてアシストを記録しているけれど、なんで99分にまだコーナーからボックス付近まで詰めて来られるのよ。満田のスタミナがマジで無尽蔵。

Pick up!

①77分 住吉のカウンター

②94分 川村のロングシュート

感動した場面を二つ。一つ目は77分、コーナーキックからのカウンターで住吉が攻撃参加して駆け上がったシーン。全員が攻撃に行く意識があるのが伝わってすごく熱くなる場面。だけどそれ以上に攻撃が途切れて住吉が自陣に帰ってくる場面がすごくいい。住吉が空けた右CBの位置にきっちり泰志が入ってカバーしていた所に今のサンフレの完成度の高さを感じた。住吉は公式戦に多く出ているわけではないし、泰志もレギュラーじゃない。その中でこうしたポジションの連動性、流動性があるというところに控えも含めてチーム全体にビジョンが共有されていることがうかがえて本当に嬉しい。

二つめはカウンターからの川村のロングシュート。フォローがいないとみて振り抜いたシュートはクロスバーを直撃。シュートの威力にスタンドがざわめくほど。この試合でも決定的なパスを供給するなど良い動きも見せていたが、あのキック力には期待するしかない!スキッペのサッカーの場合、クロスが上がる際には必ず逆サイドのWGHは中に絞ってくる。右サイドで作って川村の左足でファーサイドから仕留める!そんな形が見てみたい!!!

総括

8月の山場、C大阪戦を制したことで優勝争いにギリギリ残りました!8月全勝!!!非現実的かもしれませんが今のサンフレは負ける気がしない!もし残り試合全勝すれば、奇跡の逆転優勝があるかもしれません!まだ3冠の可能性は残っています!頑張れサンフレッチェ!

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Posted by matsuuranaoki